動物愛護推進員のアドバイス【3】 高齢者とペットの関わり
ペットと一緒に暮らし触れ合うことは笑顔が増え、家族との会話も増え、生活に張りもできるという効果があります。特に高齢者は子どもが独立したり、社会との接点が減っていく中でペットと一緒に暮らす効果はより大きいと思われます。
当然、家で飼われるペットは人のお世話なしには生きていけず、ペットにとってもパートナーである人間がいなくなることは悲しいことです。飼う以上は最後まで責任を持って面倒をみたいと考えるものの、自分の年齢を考慮すると諦めざるをえないのが現状です。
子犬、子猫ではなく保護犬、保護猫を希望してもほとんどの動物保護団体は譲渡の際に年齢制限を設けているので難しく、かわいさに負けてペットショップで子犬、子猫を購入してしまい最後は面倒が見られず、頼んでいたはずの子どもも親族も引き取れない、という現実があります。
悩みを解決する手段の一つとして相模原市で実施している「預かりサポーター制度」を利用するのも良いと思います。ペット(現在は猫のみ対応)と暮らすことができ、愛情を注ぐことにより人馴れした保護猫として市の譲渡会へ送り出す事ができます(預かりサポーター制度のお問い合わせは市生活衛生課動物愛護管理班)。また、可能であれば動物保護団体などでボランティア活動に携わるのも自分自身のため、そして犬猫の支援にもなり一石二鳥で良いと思います。※K・D
この連載では動物愛護推進員(動物愛護や適正飼養の普及啓発等を行う市が委嘱するボランティア)が各テーマでお話しします
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ロボット企業交流拠点ロボリンク神奈川県の「さがみロボット産業特区」の取組みで生活支援ロボット発展へ https://www.pref.kanagawa.jp/osirase/0604/robolink/index.html |
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