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『首や腰の痛み』知って得する脊髄脊椎のお話 その49 手足のしびれについて
手足のしびれは様々な原因で生じますが、整形外科の分野では神経の物理的な圧迫が原因でみられる事が多い症状です。
神経は脳から束状(脊髄)になって出てきて、背骨のトンネルの中を上から順番に通過していきます。1つの背骨を通過するたびに左右に1本ずつ神経根と呼ばれる神経の枝を出しています。背骨からでてきた神経は、手足の骨の近くを走行して、最終的に手足の特定の領域の筋肉の動き、皮膚の感覚を支配します。これらの経路のどこかで神経が圧迫を受けると手足のしびれが生じますが、圧迫を受けやすい部位は背骨や関節です。特に動きの大きい首・腰、肘・手首などです。
しびれは漠然とした症状ですが、その範囲やどのような動作でしびれが出るかを確認することで、障害を受けている部位を推定することができます。例えば歩いた際にすねの外側のしびれが強くなる場合は、腰椎の5番目の神経根が圧迫されていることが多いです。
障害の部位を正確に特定できれば、ブロック注射や手術などで治療できる可能性があります。
次回の「知って得する脊髄脊椎のお話」については4月24日に掲載する予定です。
■取材・協力
八王子脊椎外科クリニック/東京都八王子市万町173の1
【電話】042・655・5566
【アクセス】JR八王子駅南口からタクシー3分、『京王バス』万町1丁目下車、『神奈中バス』万町2丁目下車
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