動物愛護推進員のアドバイス【4】 「ワンワン」吠える犬の鳴き声
犬の鳴き声には沢山のバリエーションがあり、よく耳にする「ワンワン」だけでも防衛・遊戯・あいさつ・寂しさなどの意味があるため、犬にとって無駄な吠えは1つもありません。しかし、環境省によると犬の鳴き声は100デシベルにも達するため、人社会では騒音となり、災害時、避難所での犬の吠えは飼い主だけの課題とは言い切れません。
犬の吠え予防には、犬の飼い主がすべき対策と、飼い主ではない人が注意すべきことがあります。その中で最も重要なポイントをご理解いただき、みんなで犬の吠えへの対策をすることが課題解決の糸口になります。
まず、犬が吠えた時、多くの飼い主は叱って止めさせようとします。しかしながら、吠える頻度が逆に増えるなどの副作用が伴うためお勧めできません。飼い主がすべき対策は、子犬の時期に将来的な警戒吠えの予防に徹すること(見知らぬ人からご褒美をもらったり環境音を聞かせて馴らすなど)。そして、成犬の場合は学習が絡んでいるため問題行動に詳しい専門家に相談し、吠えている理由に合った対策を考えることです。
一方、飼い主でない人の注意点は、犬の目を「ジッー」っと見つめないことです。犬好きな人は、コミュニケーションを取るために犬の目を見ながら近づき、犬嫌いな人は恐怖心から動きを止めて凝視する行動が犬の警戒吠えを助長するからです。 ※M・H
この連載では動物愛護推進員(動物愛護や適正飼養の普及啓発等を行う市が委嘱するボランティア)が各テーマでお話しします
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