緑区イメキャラ 高まる「ミウル」人気 区の意識高揚に一役
緑区のイメージキャラクター「ミウル」の人気が区内で高まりを見せている。区内のイベントに引っ張りだこのほか、10月28日に行われた藤野ふる里まつりでは、そのキャラクターに着目した地元の創作音楽家によるテーマ曲まで製作、披露された。誕生からもうすぐ1年が経とうとする中、区民に区の意識を根付かせる役目を担いつつあるようだ。
緑区魅力づくり事業実行委員会(八木次夫委員長)が公募を行い、キャラクターデザイン、愛称が昨年2月に決定した「ミウル」。緑区のシンボルマークをイメージしたデザインの癒し系キャラクターで、区内外に緑区の魅力を発信していくことを目的に誕生した”ゆるキャラ”だ。
ミウルは、誕生以来、区内のイベントに多数参加している。日によっては、一日3件”はしご”することもあるという。そうした中、10月28日に行われた藤野ふる里まつりにも参加。地元を中心に創作音楽活動を行うガイネさん(藤野在住)によって作詞作曲されたミウルのテーマ曲『この地球を潤す』が披露された。ガイネさんは「可愛いキャラクターで、前々から作りたいと思っていた。『緑区から潤す』という外に発信するキャラクターテーマが僕の想いと一致した」と製作した経緯をそう話す。
子どもから大人まで着実に知名度UP
これまでにミウルに参加依頼をしたイベントの主催者は「姿が可愛いミウルは子どもたちに人気。実際に登場すると歓声がすごい」とその人気ぶりを話す。イベント以外にも、保育園や幼稚園の催しにも参加する。実行委員会によると「子どもたちから一斉に『ミウル〜』と呼んでもらって驚いた。知名度があがってきたなと思った」と話す。子どもだけでなく、大人の女性からも会場で囲まれることもあると言い、区民にもその存在は浸透しつつあるようだ。
実行委員会では現在、区内の企業との協働でキーホルダー、ストラップなどのグッズや商品も開発、販売するなど、ミウルを応援する機運も高まっている。
「こうして人気が出てきたのは嬉しい。まだ区の意識が薄い人も多い中で、ミウルが区全体をつなげる役目を担えたら」と期待する。当初の目的通り、ミウルは緑区の顔になりつつある。
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