創立40周年を迎え、様々な記念事業を実施している藤野商工会青年部(岩松隆部長・部員23人)は、そのメイン事業となる「山コンin藤野」を10月4日(日)に開催する。藤野の大自然を活かした出逢いの場を提供することで「少しでも若者が藤野に来るきっかけになれば」と同部では期待している。
今年、創立40周年を迎えた藤野商工会青年部は、1月の記念式典の他、JR線路沿いに位置する藤野商工会館に、藤野の特産品である「ゆず」のマークをPRする看板を設置したり、記念DVDを制作するなど、これまで様々な記念事業を実施してきた。
そうした中、高齢化が進む藤野地区にあって「若い人たちを地元に集める企画を何か開催したい」との思いから、若者向けの様々な企画を模索。近年の登山ブームで、若い登山客が陣馬山に多数訪れている点に着目。さらに、藤野のシンボル的な芸術作品の「緑のラブレター」や「愛の鐘」にも通じることから、若い登山客をターゲットに絞った街コンの藤野バージョン「山コン」を実施することになった。岩松部長は「高い場所での愛の告白は、吊り橋効果と言い、うまくいくと言われています。この山コンも陣馬山の大自然とあいまって、同じような効果があるのでは。将来的には陣馬山が『愛の山』として新たな観光スポットになれば」と期待する。
開催にあたり実行委員会を組織。委員長には、部員最年少である吉村直哉氏が就き「参加者の安全とプライバシーの保護には細心の注意を払い運営していきます。参加者と実行委員双方で楽しむことが一番の目標で、カップルが誕生したら最高ですね」と話す。
登山とBBQを予定
山コンはJR藤野駅に集合後、簡単なオリエンテーションを実施。数グループに分かれて陣馬山を登山した後に、陣馬山の麓近くでバーベキューが予定されている。現在定員男女(20歳〜40歳まで)とも16人の定員がすでにいっぱいになっているという。
岩松部長は「この事業は創立40周年を迎えるに際し、全部員の総意で立ち上げた新事業です。若者が『また来たい』と言ってくれるような地域を目指していきます」と話している。
詳細は、実行委員会事務局(藤野商工会内)【電話】042・687・2138。
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