小田急多摩線延伸の早期実現に向けて、延伸線沿いの4つの住民団体と、議員らで構成される「小田急多摩線延伸を促進する議員連盟」が4日、神奈川県に対して要望活動を行った。
要望内容は、今年度中に予定される交通政策審議会の答申で、唐木田駅〜相模原駅・上溝駅までの延伸がより実効性のある位置付けがなされ、愛川・厚木方面への延伸についても位置付けがなされるよう要望した。これらの要望に対して吉川伸冶副県知事は、昨年8月に行われた国からのヒアリングで、小田急多摩線延伸の重要性を訴えたことにも触れた上で、「実現に向けて、さらに国に働きかけて参りたい」と県としての姿勢を示した。
住民団体の一つである「小田急多摩線延伸促進協議会」の成川猛会長は「やれることはやってきた。町田など周辺の自治体でも盛り上がりを見せている」とコメント。議員連盟の久保田義則会長も「県からは前向きな反応が得られた。いい結果が出ると期待している」と、延伸実現に向けての手ごたえを口にした。
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