農林中央金庫(東京都千代田区)はこのほど、津久井産材で製作したベンチ12基を相模原市に寄贈した。3月26日には、同金庫関東業務部長の宇都宮正一氏が本村賢太郎市長を訪れ、寄贈式を行った。
寄贈されたベンチは、津久井産のスギとヒノキを使用し作られたもの。 幅180cm×奥行40cm×高さ40cmの大きさで、座部に金属プレートと「さがみはら津久井産」の焼印が押されている。 ふるさと自然体験教室、相模湖公民館、小原宿本陣、相模川自然の村野外体験教室、津久井又野公園、相模湖林間公園、城山ふれあい広場などに設置される。
26日、市役所特別応接室で行われた寄贈式には、事業協力した神奈川県森林組合連合会の稲垣敏明代表理事専務や、津久井郡森林組合の佐藤治男代表理事組合長らが出席。宇都宮部長は「大手ゼネコンが建設する木材の超高層ビルなど、木材を使う流れが出てきている。CSR(社会的責任)活動の一環として、今回寄贈させていただいた」と挨拶した。
これを受け、本村市長は「津久井産材を使った木製のベンチを寄贈いただきありがたい。2021年度から森林政策課を新たに設置し、計画的な森林整備や災害に強い森林づくり、森林環境譲与税等を活用した事業の推進等を図り自然と都市がベストミックスした相模原市をアピールしたい」と話した。
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