橋本地域の夏の一大イベント「橋本七夕まつり」が8月1日(月)、2日(火)、杜のホールはしもとで3年ぶりに開催される。「歴史ある祭りを後世に継承するために」と、同実行委員会(江成藤吉郎実行委員長)が、感染対策を講じた上で屋内のみでの開催を決めた。
江成実行委員長は「橋本七夕まつりは地域のコミュニティをつなぐイベント。普段通りの開催とはならないが、なくすことなく次の世代に継承できるようにやりたい」と話す。
同まつりは毎年8月上旬の週末に開催されてきた。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響で2020、21年は中止。実行委員会では、昨年から「来年こそは開催したい」と準備を進めてきた。ところが、その後に緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が発令されると、開催が危ぶまれていった。「ガイドラインを確認すると、来場者全員がPCR検査を受けなくてはならないとか、住所、氏名を控えないといけないなど、開催は無理かもしれないとなった」と江成実行委員長は振り返る。
しかし、今回が70回目の節目ということもあり、実行委員会からは「式典だけでも開催しよう」という声が挙がった。式典運営委員長の工藤元さんの「感謝のステージを作ろう」という案を取り入れ、これまで七夕まつりを一緒に盛り上げてきた団体等による、歌や踊りなどのステージ発表の場を作ることに決めた。
畠中祐さんがトークショー
イベント初日は午後3時から関係者のみで第70回記念式典を開催。2日目は正午から声優の畠中祐さんによる歌とトークショーが行われる。午後2時からは感謝祭と題して総勢15組の団体、チームなどが歌、踊りなどのステージを繰り広げる。畠中さんの歌とトークショーは往復はがきでの事前申込みが必要。詳細は公式HP(【URL】https://www.hashimototanabata.info/)で確認を。申込みの締め切りは7月20日(水)必着。感謝祭は誰でも入場可能だが、感染対策で席数に限りがあるため、満席の場合は入場制限となる。会場では感染症対策に協力を。
なお、今年は橋本七夕通りを会場とした屋外での開催はない。
問い合わせは実行委員会事務局【電話】042・750・0423へ。
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