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相模原赤十字病院 脳や神経、筋肉の症状を診察 5月から「脳神経内科」を新設
大島副部長に聞く「脳神経内科」とは
県北部の公的病院として地域に根付いた診療を続ける「相模原赤十字病院」。今年5月、脳や脊髄、神経や筋肉などを診る診療科「脳神経内科」が新設された。「脳神経内科」とは、どんな症状の時に受診する科で、どんな診療を行うのか、同科副部長の大島一巳医師に話を聞いた。
「手足にうまく力が入らない、頭が痛い、もの忘れ、ものが二重に見える、しゃべりにくい、そんな症状が現れたとします。その症状が体のどこから来ているのか、その症状の原因は何なのかを見極めることが大切です。そして適切な科へ紹介することも『脳神経内科』の役割です」と大島医師。脳梗塞、てんかん、頭痛、パーキンソン病など、あげれば切りがないほど、脳や神経、筋肉に関係のある病気は多い。「脳神経内科」では、患者の今の症状を細かく丁寧に聞き、神経診察と合わせて原因を調べていく。
大島医師は「患者さんの現病歴、既往歴、生活歴、家族歴から、その患者さんだけのストーリーをつくり、神経診察で全身を調べ、ガイドライン等に基づいて検査や診断、治療を行っていきます」と話す。
「社会復帰」を目指す
新設された「脳神経内科」の副部長を務める大島医師は福岡大学医学部を卒業後、公立福生病院や東京医療センター、さいたま市立病院、都立松沢病院などで経験を積み、今年4月に着任。「私は病気を治療するとともに、患者さんの社会復帰を目指して診療にあたっています。神経内科専門医として相模原の皆さんの手助けをしていきたい」と力強く語った。◇脳神経内科の診察日は毎週(火)(水)の受付午前8〜11時30分
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