この日は子ども食堂のお手伝いに
▽愛知県で生まれ、三女がまだ幼い時に藤野に移り住んだ。３人の娘は成人を迎え子育ても一段落。「何かしていないと仕事に没頭してしまうから」と２年前から地域の囃子連に所属。中国書法も始めて５年ほどになる。仕事だけでなく、リフレッシュの時間も大切にしている。
▽愛知県では中学校の教師として教壇に立っていた。「子どもの時は引っ込み思案で太っていることにコンプレックスがあったけど、小中学校で出会った先生に、学ぶ楽しさを教えてもらった」と話す。中学では校則を変えることにも挑戦した。「生徒の自主性を重んじてくれる先生だった。そんな先生たちの影響もあってその道を選んだのかな」と振り返る。
▽藤野町議を１期、相模原市議として５期目を迎える。女性議員が町政からいなくなることを懸念した地域の声を受けて立候補。初挑戦は落選したが、その後の町議選で初当選した。「中山間地域の声をしっかり届けることに注力してきた」とこれまでを振り返る。そして、「今の課題は市場優先で大切にすべき『人や暮らし』がないがしろにされていること。医療、福祉、子育てなど課題解決へ取り組みたい」
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