県商工会青年部連合会の第37回主張大会が7月18日に杜のホールはしもとで開催され、津久井商工会青年部の敦岡辰徳さん(エコ・ビューティー(株))が特別賞を受賞した。
各地区で予選を通過した代表者が商工会青年部をテーマに主張発表する同大会。6月に行われた城山、津久井、相模湖、藤野からなる県北ブロックの予選会を突破して本大会に臨んだ。
敦岡さんの主張発表の題名は「家族と会社に追い出されそうになった2児のパパは津久井商工会青年部に所属することにしました」。会社でも家庭でも相手にされない主人公が青年部に入会。誰かのために行動し周りから応援される青年部の仲間がヒーローに見えた途端、「俺もヒーローになりたい」と積極的になり成長できたというストーリー。大好きなアニメや漫画の名台詞を随所に盛り込むなど、「自分の持ち味を全部詰め込んだ」という原稿に仕上げた。
当日は緊張もあったが身振り手振りはもちろん、話し方にもアレンジを加え、「主人公になりきること」を意識した。大会を振り返り敦岡さんは、「なかなか味わえない緊張感の中で良い経験になった」と笑顔を見せると、結果については「今までにない切り口の内容だったと言われたのでインパクトは残せたと思う。大会後に津久井商工会では10年ぶりの入賞と聞いたので、この勢いのまま来年以降も頑張ってほしい」と次の代表者の活躍に期待を寄せた。
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