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フェアリーテイル チア国際選手権で優勝 「やりきることができた」

スポーツ

公開:2024年9月19日

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金メダルを手に笑顔のメンバー(左上から時計回りに)高橋りおなさん、高橋ゆりあさん、榎本さん、市川さん、深澤さん、梶谷さん、下條さん、青木さん
金メダルを手に笑顔のメンバー(左上から時計回りに)高橋りおなさん、高橋ゆりあさん、榎本さん、市川さん、深澤さん、梶谷さん、下條さん、青木さん

 相模原市と八王子市の小中学生8人によるチアダンスチーム「Fairy Tail/フェアリーテイル」が8月にオーストラリアで開催された国際選手権のジュニア部門で優勝した。世界の舞台で堂々とした演技を披露したメンバー。金メダルを手に笑顔を見せた。

 出場した大会は「AUSSIE GOLD PANPACIFIC CUP International Championships」世界各国から217チームが集まり、各部門に分かれて演技を競った。チームが出場した部門はポンポンを手にして踊るジュニア部門。音楽との同調や正確さ、テクニック、表現力などさまざまな視点で審査された。

 出場したメンバーは、深澤亜惟さん(旭中3年)、高橋りおなさん(八王子市立いずみの森義務教育学校/中2)、市川紗衣さん(八王子市立第六中2年)、青木琴葉さん(小山中1年)、下條菜々美さん(八王子市立椚田中1年)、梶谷れあさん(横山小6年)、榎本優月さん(小山小5年)、高橋ゆりあさん(同義務教育学校/小5)の8人。メンバーは自分たちの演技を振り返り「やりきることができた」と金メダルを手に口を揃える。

 コーチの青木世意子さんは「1位を取れた事もうれしいが、何よりも入場前のチームジャパンの皆さんからの『日本コール』に胸が熱くなり、演技終了後に会場を出るところでアーチを作って待っていてくれた事に感動した。日本代表チームの一員として素敵な経験ができた」と振り返る。チームは今大会をもって解散し、各チームで次の大会を目指すという。青木さんは「それぞれが後輩をまとめる姿はたくましく、さらに団結力が高まり、次の大会へ向けて練習に力が入っている」と期待する。

 選手の喜びのコメントは以下の通り。

▽高橋ゆりあさん/1位になれてうれしかった。少しふらついてしまったので、当日の自分の演技は98点です。

▽榎本さん/1位になれてうれしかった。いろいろな海外のチームと踊れて楽しかったし、交流もできて良かった。

▽下條さん/出番の前にジャパンコールが聞こえて緊張したけど、踊ったらとても早く感じて楽しかった。

▽高橋りおなさん/最初はとても緊張したけど、満員の観客席がとても盛り上げてくれたので楽しく踊れた。

▽梶谷さん/最初はめちゃくちゃ緊張したけど、いざ踊ってみると緊張が楽しいに変わっていった。

▽青木さん/踊ってみたら時間があっという間に感じた。少し失敗したところもあったけど、みんなで声を掛けて楽しく踊ることができた。

▽深澤さん/みんなで楽しんで踊れたので150点の演技ができた。次の目標は全国大会です。

▽市川さん/前日にけがをしてしまい、踊った直後は不安が大きかったけど、1位と呼ばれた瞬間に不安が吹き飛んでうれしかった。

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