FC町田ゼルビア(守屋実代表)は9月30日までに、2012シーズンからのJリーグ入会に向けた申込書をJリーグに提出した。昨年は予備審査の段階で、Jリーグから昇格条件を満たしていないと判断され昇格を断念したが、今年は予備審査で課題を指摘されたものの、入会申請の段階まで進んだ。ゼルビアが入会申請に達したのは初めて。
昨年は、Jリーグ昇格条件の成績や動員数をクリアしたものの、スタジアムの収容人数不足や設備などを予備審査で指摘され、入会申請まで至らなかった。そのためゼルビアは町田市に更なる協力を求め、席数を1000席以上増やす改修工事が来年に予定されるなど、Jリーグの要望に応えてきた。
今年の予備審査では、来年から改修工事に入る町田市立陸上競技場の代替スタジアムの確保と改修終了後の同競技場での試合開催、また経営の健全化を求められた。代替スタジアムは近隣自治体に協力を求め、また改修工事を前倒しで行なうことにより来シーズンで数試合開催できることを報告し、経営の資料も提出した。
Jリーグ昇格条件は、日本サッカーリーグ(JFL)でシーズン終了時点で4位以内、ホームの平均観客数3000人以上、Jリーグ基準のスタジアム、健全経営などがあるが、スタジアムと経営に関しては、継続的に審査を受けているものの、昨年より前進しJリーグ昇格に大きく近づいた。成績と観客数は10月2日時点でリーグ戦5位、平均観客数は3041人。4位とは勝ち点2差。残りゲームはあと11試合、負けられない試合が続く。
10月23日(日)には、町田市立陸上競技場で現在JFL首位のSAGAWA SHIGA FCを迎え撃つ(14時キックオフ)。
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