従来の一般バスの乗車定員より170%アップした連結バス「ツインライナー」が、5月28日より町田市内で運行を開始した。連結バス導入は都内初。
神奈川中央交通株式会社=本社・神奈川県平塚市=は都内初となる連結バス「ツインライナー」4台を導入した。これは町田市が掲げる「まちだ未来づくりプラン」の中で幹線バスと支線バスによる公共交通網を構築する基本政策の第一歩として町田市と共同で導入したもの。
これまで一般バスでは74人が定員だったが、ツインライナーでは定員129人となり、輸送力がアップする。運行区間は町田バスセンターと山崎団地センター間の急行便で1日50便が運行する。
これにより同区間の運行回数は約20%削減でき、バスによる朝夕の渋滞も緩和される見込み。またCO2排出量は年間約23トン削減できるという。
運行は朝夕の混雑時をメインに、同団地センター始発から導入され朝7時台は6便、町田バスセンター発では夜6時〜8時台にそれぞれ5便ずつのほか各時間帯で運行する。朝7時台はこれまで19便が運行していたが、ツインライナー導入後は12便で対応する(急行便のみ)。停車バス停は町田バスセンター、境川団地、木曽入口、山崎団地、同団地センター(他のバス停は通過)。
車内では電車の運行状況が表示され、便利になる。
ツインライナーの全幅はこれまでと変わらないが、全長は約18mで、一般バスに比べ1・8倍の長さになる。幌(ほろ)部分で連結しているため、通常の走行レーンで右左折ができる。
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