もしもの時の避難所宿泊 町田第一小学校
震災への備えを日頃から取り組もうと市立町田第一小学校で8月24日・25日、「学校に泊まろう〜もしもの時の避難所宿泊体験」が行われた。同小お父さんネットワーク(橋本彰代表)主催。
当日は児童、保護者174人に加え関係者など含め200人以上が参加した。町田消防署員による防災体験では、3月11日の緊急時の様子や被災地支援に行った署員の体験をDVDなどを使って説明。児童からは「大きな地震が来たときは、まず何をすればいいの?」などの質問が活発に行われた。
また校庭では普段体験できない30mのはしご車体験や放水、灯光器操作などを体験した。
その後、児童たちは星空体験や非常食を食べ、1日を終えた。就寝は体育館で段ボールを工夫しながら寝床を整え、避難所での生活も体験した。
翌日はアーティストのしゅんさくさんの指導のもと、使用した段ボールを使って、「町」をテーマにクレヨンでそれぞれ自由に思った「町」を描き、最後に大きな「町」を完成させた。また児童たちは読み聞かせや紙芝居を楽しんだ。
参加者らは「避難所生活は体育館で寝るということを知識ではなく、実際に体験することで厳しい環境なのだと改めて感じた」「日頃の備えや意見を見直すいい機会になった」など来年の開催を望む声が多かった。「もしもを想定して、避難所での体験を通して家族や学校、地域で備えなどを見直すいい機会になった。また読み聞かせや紙芝居が避難所生活の中で有効だと感じた。次回につなげていきたい」と同ネットワーク。
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