東京五輪 スタッフとして参加 「次世代に残せるものを」
2020年に東京での開催が決まったオリンピック。49年前の東京オリンピックで、会場整備など裏方でオリンピックを支えた安部徹さん(本町田在住)に当時の話を聞いた。
安部さんは当時、日体大体操部に所属し、東京オリンピックでは体操競技やウエイトリフティングなどが行われた日本武道館や東京体育館で会場整備など行いオリンピックを陰で支えた。
「忙しかったのか、当時のことはほとんど覚えていないんだよね」と笑うが、女子体操のチェスラフスカ(チェコスロバキア)の華麗な演技と、ウエイトリフティングでのバーベルが床に落ちる音を鮮明に覚えている。「選手村や食堂も覗いたな」と懐かしがる。
安部さんは大学卒業後、日本体育協会に就職し、オリンピックなどに選手を派遣する事業で活動する。「メキシコ五輪の時は荷物が重くてね、専用機でもなかなか離陸できなかったよ」と振り返る。
49年前の東京オリンピックでは「スポーツ少年団」が組織され、これまで約100万人が登録したという。「前回は青少年を対象にスポーツ振興を図ったが、7年後はどのような振興を推進するのだろう」と心配する。「このチャンスを利用して生涯スポーツの推進や地域活動の整備などしていかないといけないと思う。次世代に『何を残すか』を真剣に検討しなければ」と語気を強める。
![]() 閉会式での安部徹さん(左上)と当時使用したピンバッジなど(右上)。「スーツとかあったはずなんだけどね」と安部さん
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