住民の高齢化、目立つ空室、役員の成り手不足…、全国の団地自治会が抱える問題は町田山崎団地自治会(吉岡栄一郎会長)でも同じ。そんな問題を解決しようと同自治会では新しい形の「見守りチーム」を結成した。「この団地で暮らしていくには、助けられたり、助けたり、応援したり」。これが、同自治会が掲げる見守り構想だ。
元気な人が、見守りを必要とする人を助ける。お話し、お手伝い、お掃除、お買いもの、緊急連絡、おまつり、修理の各分野でコーディネーターとバックアップチームを作る。見守り要請者からは一定の費用をもらい、「見守り者」には一定額のお礼を支払うポイント制を構想している。例えば「電球交換で何ポイント」「お風呂掃除で何ポイント」というように。貯めたポイントを山崎団地商店街で使えたり、自治会費に充当できるようにする仕組みだ。
この構想を立ち上げた露木真琴事務局長は「見守りチームの実現で、自治会活動に新たな活気をもたらしたい」と話している。「自治会イコール見守りチームにしたい。山崎団地は高齢者が住みやすい団地だと言われるように」
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