テニスのジュニアフェド杯に日本代表として参加、国内外で活躍するテニスプレーヤーの 本玉 真唯(まい)さん 南大谷中出身 16歳
夢のグランドスラムへ
○…国内トップ選手らが集まった8月の全日本ジュニアテニス選手権(大阪)16歳以下女子シングルスを制し、9月にスペインで行われた国別対抗戦「ジュニアフェド杯」に日本代表メンバーとして出場。そこで挙げた3勝(2敗)は大きな自信となった。「世界のレベルに自分のテニスが通用するかを試す場でしたが、力の差はそんなに感じなかった。今後どうするべきかが分かりました」
〇…生まれ育ちは今も暮らしている町田市。父と2人の兄の影響で4歳からテニスを始めた。小学校高学年の頃から全国大会の試合でも勝てる様になり、テニスの面白さに魅了されていった。普段は天然キャラのおっとりタイプというのが周囲の印象だが、コートでは負けず嫌いの性格が顔を出す。「低く伸びのあるストロークで自分から間を詰めて仕掛けていきます。きついスタイルのテニスだけど、相手に負けたくないし、これをやっていかないと勝てない」と言い切る。
〇…今年から通信制の高校に入学。日中はテニス漬けの中、練習後や時には大会中でも学校の課題を持ち込んで勉強に取り組んでいる。「ジュニアもツアーがあるので1年の2/3くらいは海外を巡りますが、今は本当にテニスが楽しい」と自らが選んだ環境に没頭する日々。わずかなオフは家で過ごしつつ、母親と買い物やランチを楽しむなど、この時ばかりは普通の高校生の姿に戻る。
〇…今月19日に大阪で開催したワールドスーパージュニア大会では8年ぶりの日本人女子チャンピオンに輝き、選手として更なるステップを踏んだ。直近の目標は年明けの全豪オープンジュニアに出場すること。「将来は錦織圭選手のように4大大会(グランドスラム)で活躍したいです。世界レベルの選手は、勝負どころでギアを上げてくるので、自分もその力を出せる様、練習していきたい」。大らかな笑顔の中に将来への強い思いが窺える。
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