6月25日(日)、「THE BOXING SHOW」のメインイベントに出場する 井上 浩樹さん 25歳
スピード自慢のサウスポー
○…5月11日に誕生日を迎えたばかりの25歳。現役の世界チャンピオン井上尚弥、その弟で東洋王者の拓真のいとこにあたり、”井上家最終兵器”と呼ばれる。相模原青陵高校時代に高校3冠を達成。大学に進学してオリンピックを目指すが、いとこたちに刺激を受けてプロへ転向した。2015年12月のプロデビュー以来、8戦負けなしで現在は日本スーパーライト級8位。6月25日に町田で初めて開催されるプロボクシング大会でメーンイベントとして行う日本タイトル前哨戦を戦う。
○…178cmの長身に甘いマスク、長いリーチと自慢のスピードを生かしたボクサーファイタータイプのサウスポーだ。足を使って相手との距離を保つ天性の才能、左から繰り出すパンチ力には定評がある。「できるだけ相手には打たせず、自分のパンチを当てて勝つ」ことを戦う信条にする。
○…実は強さの裏に隠された意外な一面がある。アニメやゲームが好きで、自他ともに認める「オタクボクサー」。リングに向かう入場曲に好きなアニメソングを流すなど、別の意味でも会場を大いにわかせる。「練習は週6日。気持ちを強く持ち、100%集中してやっている」。試合を前に怖くないといったらうそになる。その怖さに打ち勝つためにも練習を大切にする。だからオフの時間はボクシングのことを考えず、趣味に没頭することで気持ちをうまく切り替えている。
○…座間市在住で町田は地元感覚。当日は知り合いも多く観戦にくるという。「町田で初めてのプロのボクシング大会。ボクシングというスポーツを生で見て、好きになってもらうきっかけにできたら」。小学3年から始めたボクシング。今も一緒に練習する井上兄弟がいなかったらこの世界には入っていなかった。今もその2人から大きな刺激を受け、目標は日本、そして東洋のタイトル。その先にはもちろん、世界のベルトも見据えている。
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