神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
町田版 公開:2017年9月28日 エリアトップへ

警視庁町田警察署の署長に就任した 岩下 悦男さん 警視正 57歳

公開:2017年9月28日

  • X
  • LINE
  • hatena

「強く、優しい町田署に」

 ○…管内住民の人口が警視庁1位の町田署。その署長に8月28日に就任。「一つ一つの扱いを真摯にしっかりと丁寧に。相手の気持ちになり対応しよう」と署員たちを鼓舞した。歴史と伝統のある警察署で「責任もあるが、やりがいもある」と胸を膨らます。警視庁入庁後、主に23区内の所轄に勤務。南千住署長、警視庁本部生活安全特別捜査隊長、生活経済課長などを歴任。署員600人を束ねる今となっても、座右の銘「初心忘るべからず」を胸に、警察官を志した当時の気持ちを振り返り、日々、自問自答を繰り返す。

 ○…熊本の農家の家に生まれる。幼少期から家業を手伝った。「もちろん昼間は農作業。部活はできなかったけど、小学校時代には夜の剣道だけやらせてもらえたな」。剣道3段の腕前はその頃の経験が生きている。父親が交通安全協会の活動をしていた関係で、自宅によく駐在のお巡りさんが立ち寄っていた。自然と憧れの対象に。高校を卒業し、「どうせなら警視庁だ」と上京した。憧れの”駐在さん”にはならなかったが、今になり、地域密着の、駐在の多い署にやってきた。

 ○…警察官の奥さんとの間には2人の息子。長男は警察学校に入校している。「願ったわけではなく、本人が自分で選んだ道だけど、やっぱり嬉しいものだね」と父親の顔をのぞかせる。単身赴任も3度目で慣れたもの。洗濯、掃除、簡単な調理もこなす。「しっかり朝ご飯を作って、しっかり食べているよ」と笑う。オフの日は、「好きな名所・旧跡巡りをしながら、町田の街を知っていきたいね」。

 ○…就任後すぐ、祭りや合同パトロールで地域の人たちと交流した。「自宅のある下町の雰囲気があるね。町の人があたたかい」と町田を評す。頭を悩ますのは振り込め詐欺被害や交通事故の件数だ。地域と連携を取り、被害に遭わないための啓発活動をより強化していく。「安心・安全の街、町田」を守るためにも。

町田版の人物風土記最新6

石橋 生(いくる)さん

世界遺産検定のマイスターに首席で合格し、アカデミー賞を受賞した

石橋 生(いくる)さん

下小山田在住 43歳

11月21日

川田 昭美さん

故郷である石川県の復興支援コンサートで今月、琴の演奏を行う

川田 昭美さん

原町田在住

11月14日

町谷 光博さん

山崎団地名店街で開催される幼小中高合同文化祭の発起人の一人である

町谷 光博さん

大和市在住 59歳

11月7日

萩生田 和也さん

SDGsアワードでグランプリを受賞した

萩生田 和也さん

小野路町在住 42歳

10月24日

角尾 良太さん

取り扱うネコのステッカーが話題を集めている

角尾 良太さん

本町田在住 46歳

10月17日

成沢 重幸さん

創立50周年記念公演を来月スタートさせる交響楽団の代表を務める

成沢 重幸さん

小山町在住 52歳

10月10日

あっとほーむデスク

  • 11月21日0:00更新

  • 11月14日0:00更新

  • 11月7日0:00更新

町田版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook