1963年5月31日に設立された町田消防署(水野晋一署長=人物風土記で紹介)の庁舎(中町)には現在、市内小学生による消防車両や消防隊員の華やかな絵画が1階の窓一面に飾られ、長年の労をねぎらっている――。
50年以上経過した建物は耐震に難があり、大きな地震が起きた際、車両同士がぶつかり出動できなくなる可能性など多くの課題が生じていた。また敷地面積が狭く、署員が訓練する場所を確保することができず、訓練ごとにほかの出張所を利用するなど、窮屈な思いをしていたという。
そんな課題を改善すべく新庁舎が木曽団地内の旧緑が丘小学校跡地(本町田)に建設され、11月21日 、町田消防署はその新庁舎に移転開署する。
新庁舎は約8000平方メートルと都内一の敷地面積で、消防隊と消防団が連携して訓練が実施できる広大な訓練スペースや、市民が利用できる放水訓練用の地下式消火栓、煙を充満させた建物で消火訓練ができる訓練塔など充実した訓練設備を備える。また免震構造4階建ての建物の地下には100トンの防火水槽を配置。屋上には太陽光パネル、屋上緑化とともに、ヘリコプター飛行時の目印になるサインパネルを設置し、防災拠点としての機能を併せ持つ。水野署長は「より一層訓練に磨きをかけられ、市民を災害から守るため、全力で取り組める」と期待を寄せる。
新庁舎の住所は本町田2380の3。電話番号は【電話】042・794・0119に変更になる(21日から)。なお21日は移転作業のため、受付業務は行わない(119番は通常に受付)。
![]() 完成した新市庁舎(提供)
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