町田市表彰式が12日に町田市文化交流センターで行われ、市内在住で指揮者の荒谷俊治氏が名誉市民として顕彰された。
町田市の名誉市民は1998年に版画家の畦地梅太郎氏、文筆家の白洲正子氏、2014年に造形美術家の三橋國民氏が顕彰されて以来4人目となる。1930年に広島県に生まれ、1972年から町田市に暮らす。著名な指揮者として活躍し、日本指揮者協会の中で最長老の指揮者であり、同協会の第4代会長を務めた。式典で歌われた町田市歌の編曲者でもある。また、市内を中心に活動する町田フィルハーモニー交響楽団・合唱団の音楽監督・指揮者を務め、市内外の音楽家の指導と育成、地域音楽文化の発展に寄与。海外においてもオーケストラ、合唱、バレエなどの大規模音楽舞台芸術の分野で幅広く活躍する。
荒谷氏は受賞後のスピーチで「本日はこのような素晴らしい賞をいただき、本当にうれしい。この賞を傷つけることなく私自身が心に銘じて、これからもいい音楽家でありたいと思っています」と話した。式典の最後、町田フィル・バロック合奏団の記念演奏の際にはサプライズでタクトを振り、来場者から大きな喝采を浴びた。
![]() サプライズでタクトを振り会場をわかせた
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