今シーズン好調なFC町田ゼルビアが、この度「エフマチキッズ応援プロジェクト」を発足した。記念すべきプロジェクトの第一弾は、この春に入学したばかりの町田市立小学校の1年生を対象にした下敷きプレゼント。トップチームの選手たちが各校を訪問している。
ゴールキーパーの福井光輝選手をはじめ、フィールドプレーヤーの吉濱遼平選手、土居柊太選手、小島雅也選手、森村昴太選手、大谷尚輝選手たちが学校にやってきた――シーズン真っただ中に、トップチームの選手たちが積極的に計画に関わるのは異例ともいえる。だが、そこがゼルビアらしさでもある。「次代を担う子どもたちの健全な育成と夢の創造に貢献するクラブであること」はクラブの理念の一つだからだ。
ゼルビアの始まりは1977年、町田サッカー協会に所属する小学生たちを選抜して結成したFC町田トレーニングセンターの設立にある。教職員を中心にした組織で、当時もサッカーを通した子どもたちの健全育成が大きな目的の一つだった。その歴史を引き継ぐゼルビアも子どもたちの健全な育成のため、これまでさまざまな活動を行ってきた。町田市制60周年を迎えた今年、より一層「子どもたちを応援していきたい」「子どもたちに喜んでもらえる存在になりたい」と考え、この計画がスタートする。
プロジェクト名に関しては「FC町田は当時『エフマチ』の愛称で呼ばれており、歴史・伝統を忘れない、今後も継続したプロジェクトにしたいという思いであえて取り入れた」と担当者は話す。
第一弾は市立小学校の新入生を対象にした下敷きプレゼント。選手やチームマスコットのゼルビーが訪問し、直接贈呈して喜ばれている。訪問は順次行っていく予定で、クラブの公式サイトでも定期的に報告する。7日(木)は小山中央小学校に選手2人が訪問する。
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