町田の独特な魅力に気づき始めた記者・ウエタがお届けする連載。今回は「小島資料館」です。
幕末に小野路村外34ヶ村組合村の寄場名主を務めた小島鹿之助は漢学を修め、新選組の近藤勇や自由民権家の石阪昌孝と深い関係がありました。近藤勇は天然理心流の師範として、剣術指南に36回も小島家に通っていたそうです。
小島資料館では、近藤勇が稽古の際に着用したどくろの稽古着などをはじめ、新選組時代の書簡も数多く保存。また、小島家4代に渡って書き継いだ「小島日記」は1836(天保7)年から1921(大正10)年までの86年分あり、小島日記研究会によって解読、小島資料館から随時出版されています。館内の資料は非常に膨大なものでした。
今年は明治150年ですが、小島資料館の豊富な資料に囲まれて、江戸末期の乱世に生きた新選組に思いを馳せるのもいいかもしれません。
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