町田に本店があるオーダーメイド中敷と靴の専門店の統括責任者を務める 三河 尚さん 46歳
痛みがわかるから助けたい
○…骨格マイスターをはじめ、ウオーキングシューズアドバイザーなど所持する資格は数知れない。「人生の幸せは一生食べられることと歩けること」を志とするオーダーメイド中敷と靴の専門店「足道楽」の統括責任者だ。町田からスタートして10年。近隣各地に店があり、今年に入りさらなる進出を目指す。人を育て、新天地への販路拡大のかじ取りをする立場だが、忙しい合間にも店に立つ根っからの現場主義。どんな小さな声にも耳を傾け、職人として相手を思いやる気持ちを忘れない。
○…小学校から大学までずっと野球を続けた。高校まではプロを目指したが、けがに悩まされ、今でも古傷を抱える。「だからこそ健康については人一倍の思い入れがある」。直接的な足の痛みから腰痛やひざ痛といった慢性的な症状。人の体の土台である足から改善できることを多くの人へ伝えたいと思っている。
○…学生時代、趣味だったウインドサーフィンがきっかけで声をかけられショップに就職。いつしか夏はサーフィン、冬はスノーボードを扱う店でイベント等を取り仕切る立場にまで上り詰めた。35歳のときに、これまでの経験を武器にこの仕事へ転職。「いろいろな人の縁でここまできた。いつも周囲の人に助けられてきたと思っています」
○…今の仕事を始めて自身の体の状態を知り、痛んでいることに気づかされた。「自分が痛みを体感し、知っているからわかることがある。同じように痛みを抱える人たちを助けたい」。例えば靴紐の締め具合一つでも体に影響を及ぼすことがある。アスリートの世界では当たり前となった靴の中敷きを、特別なものではなく日常的なものとして広めたい。「しんどい痛みを長く抱える、本当に必要とする人たちの力になるためにも」
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