第95回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の予選会が13日、昭和記念公園(東京都立川市)などに設けられたハーフマラソン(21・0975Km)のコースで行われた。町田市内からは、桜美林大学が昨年に引き続き出場した。
予選会には39校が出場。各校10〜12人が出走し、それぞれ上位10人の成績によって、来年1月2日・3日に行われる箱根駅伝本選に出場する11校(前回までは10校)が決定する。今回大会からコースの総距離が20Kmから21・0975Kmへ伸びた。箱根駅伝の各区間は最短でも20・8Kmであり、20Kmよりもハーフマラソンに近い距離で実施されていることが理由。同じ市内の法政大学は今年1月の本選で6位になり、シード権を得たため、予選会には出場していない。
発足5年目、第94回大会(2018年)に桜美林大学史上初の箱根駅伝ランナーとして3区(関東学生連合チーム)を走った田部幹也選手(4年生)をはじめ、同大は着実に力を付けてきた。
スタートから飛び出した3年のレダマ・キサイサ選手が1時間44秒の好タイムでゴールし、個人トップとなった。チームとしては上位10人の合計タイムが11時間6分16秒の21位。順位は昨年と同じで、予選会突破とはならなかった。
武田一部長は「20位以内を目指したが、あと一歩。キサイサ・田部の2枚看板、この2人以外がどれだけ好タイムが出せるかにかかっている。この夏、30日以上の合宿をすべてこなした岡野(文哉選手・3年)も粘り強い走りを見せた。少しずつ箱根への『道』が見えてきた」と話した。
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