町田市が5月31日、「首都交通対策協議会会長賞」(都知事感謝状)を受賞した。これは2018年に行った交通安全の取組や交通事故件数の減少などの実績が評価されたもので、06年度、11年度に続き3度目の受賞となる。
東京都内39市町村で、3度受賞した自治体は町田市が初めて。また、市とあわせて、町田交通安全協会と南大沢交通安全協会も受賞した。
功労内容の「子供と高齢者の交通安全対策」では、教習所委託の高齢運転者安全運転教室の実施、シルバーパス更新時の啓発キャンペーンの実施、小学校自転車教室の実施と自転車運転免許証の交付が挙げられていた。
「二輪車・自転車の対策」では、市民交通安全フェスティバルで白バイ隊員らによる乗車姿勢、運転の指導の実施、スタンプラリーを組み合わせた自転車教室の実施、市内保育園・幼稚園へのルメット着用を促す啓発ポスターの掲示などが並んだ。
外部との協力も
各種イベントで民間や外部の組織とも協力してきた。飲酒運転根絶対策では、イベント時の飲酒ゴーグル体験ブースを設けたり、青山学院大学陸上競技部とのコラボとして、同部を反射材啓発隊として委嘱し、反射材タスキを身に着けて走ってもらうことで効果をアピールした。それらの活動により市内の交通事故件数が減少していることも評価された。同課の山岡誠課長は「各団体との協力あっての受賞。行政としてではなくて、市民の意識の高さも評価されたと思う」と述べた。
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