町田市と相模女子大、東京ガス(株)の3者が取り組む「4Rプロジェクト」の研究発表が、5日〜6日に町田市民フォーラムで開催された「まちだくらしフェア2019」の中で実施された。
「4Rプロジェクト」とは、リデュース(ゴミそのものを減らす)、リユース(何度も使う)、リサイクル(分別し資源に)の「3R」に、デザインの力で「Reクリエイト」(再構築)するという概念を加えたもの。
市と同大が2015年に協定を結び、17年からは東京ガス(株)も加わり協働研究を進め、商品開発やワークショップを行ってきた。町田市内で廃棄されたゴミ(=素材)を、デザインの力で「日用品」に変えていく。
研究発表では傘の生地を使用したエコバックに加えて、布団カバーを素材としたスマホケースを紹介。生活デザイン学科の吉川ちひろ准教授は「生地を手で裂いて紐状にして織る『裂き織り』という昔ながらの手法で作るので、かわいらしく、若い人から年配の人にも好評です。4Rのタグも付けて商品らしくしました。この取組で環境について考える学生が増えてきたのは嬉しい」と話した。
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