東日本を中心に11日から13日にかけて記録的な大雨をもたらした台風19号は市内でも猛威を振るった。12日午前9時に警戒レベル4の避難勧告が、午後4時30分には警戒レベル5の災害発生情報が発令された。境川の風戸橋、昭和橋、幸延寺橋付近では氾濫危険水位に達し、相原小学校の観測点では総雨量452mm、時間最大雨量61・0mmを観測した。真光寺町・大蔵町・小野路町では電柱の倒壊による一時停電も発生し、各交通機関に乱れが生じた。
市内の33カ所に避難施設が開設され、1429世帯、3085人が避難した。堺地区の避難所となった町田市農業協同組合堺支店には約70人が避難。市の職員に協力して避難者への対応にあたった伊澤定支店長は「前回の15号の時(避難者6人)に比べ、大勢の人が避難されてきました。高齢者や学生さんたち若い方も多かったです」と振り返る。「相原地区で土砂崩れもあったので、避難所の開設が役に立ってよかったと思います。災害が発生しないのが理想ですが、今後も協力していきたい」と話した。
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