「鶴川団地活性化プロジェクト 団地名店街に行こう!」が11月1日からスタート。これに先立ち10月28日、高齢者の買い物の足となる電動カートのお披露目と出発式が同商店街で開かれた。
同プロジェクトは買い物や外出困難な高齢者を対象にした取り組みで、全国で初めて自家用有償運送手段として電動カートが公道を走る。
この取組みで使用する電動カートは4人乗りで、国土交通省が進めるCO2排出量の少ない電気自動車、速度は時速20Km未満で安全性が高いなど、5つの特長をもつグリーンスローモビリティに該当する。
出発式で試乗した大野かよ子さんは「乗り心地はとても快適」とコメントした。
運行は鶴川2・5・6丁目団地と鶴川団地センター名店街の間で、運行日は週2回(年末年始を除く)。団地に居住する高齢者が対象で、高齢者支援センターによる審査を経て、登録後に利用が可能となる(年間500円)。また運転を担うのは団地内の自治会や商店街有志から組織される「鶴川団地地域支え合い連絡会」メンバーで今後は運転ボランティアを募り、運転手の数を増やしていきたいという。
事業の主体となって取り組む社会福祉法人悠々会の陶山慎治理事長は「高齢者の外出機会を増やし、また地域商店会で買い物をしていただくことで商店街の活性化を生み、さらに電気カートを使用することで環境問題への取り組みまで盛り込んだ欲張りな事業となりました」と笑顔であいさつを述べた。
登録やボランティアの詳細・申し込みなどは同連絡会(午前8時30分から午後5時)【電話】042・737・7292まで。
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