ホームの野津田で勝った――FC町田ゼルビアは11月10日、町田市立陸上競技場で行われた第40節のレノファ山口FC戦に1―0で勝利し、3月30日の愛媛FC戦以来となるホームゲームでの白星を上げた。昨年のこの時期に優勝争いを演じていたチームは今シーズン19位に沈むが、これでJ2残留に向けて大きく前進した。
試合開始のホイッスルからわずか3分、FW土居柊太選手のゴールが決まり先制。その後も積極的なプレーで追加点を狙うゼルビア。後半は何度もピンチを迎える中、守備陣が奮闘して最後まで相手に得点を許さなかった。
試合終了とともにDF小林友希選手がピッチ上で倒れ込む。ヒーローインタビューで土居選手は声が上ずり、ゴール裏に駆け寄ったMF李漢宰選手の目に光るものが浮かぶ。選手たちはラインダンスで声を枯らしたサポーターと喜びを分かち合った。選手たちのこうした姿は、昨シーズンは見慣れたものだった。
試合後、相馬直樹監督は「最後まで足を頭を動かして戦うことができるパワーを(サポーターに)いただけたことに感謝します。まだ残留が決まったわけではないが、努力が一つ実ったことに関しては大きな勝利になった」と話した。
下位2チーム(21位、22位)はJ3に降格となる。現在21位のチームとは勝点6差。今シーズンの残り2試合で最低でも勝点1を得れば、自力でのJ2残留が決まる。次節は11月16日(土)、ホーム最終戦の相手は現在首位に立つ柏レイソル。スタンドを青く染め、選手に力を。午後2時開戦。
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