町田市出身のマラソンランナー、大迫傑選手が東京オリンピック2020大会の男子マラソン代表選手に内定した。
男子マラソンの日本代表は3人。そのうち2人は2019年9月に行われたMGC(マラソン・グランド・チャンピオンシップ)で決定していた。市は市立陸上競技場をパブリック・ビューイング会場にして市民とともに大迫選手の五輪代表選出を応援。しかしその大会では3位となり、内定には至らなかった。
最後の一枠をかけ、3月8日に行われたびわ湖マラソン。直前のレース(3月1日、東京マラソン)で更新した大迫選手の日本記録を超す選手が出ず、内定が確定した。
町田市庁舎には同日即、内定を知らせる横断幕が掲げられた。石阪丈一市長は「前回のリオ大会や昨年のMGCなど、大迫選手をずっと応援してきました。本大会に向けて一層応援の熱を上げたいと思います」とコメントし、「町田から世界へ、大きく羽ばたいてくれることを願っております」と力を込めた。大迫選手の大学の先輩で、トレーナーとしてサポートしている五味宏生氏も代表内定を喜んでいる。
大迫選手は金井小、金井中学校出身。16年のリオ五輪では1万m、5000mに出場している。
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