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町田 経済

公開日:2020.07.02

コロナ禍でもたわわに実る
まちだシルクメロン

  • 生育中のメロンを披露する松浦さん(6月25日)

 町田商工会議所工業部会に所属する10社で異業種の農業に挑戦し、2015年にスタートした町田市のブランド名産品、「まちだシルクメロン」。町田の技術が集結した「町田式水耕栽培法」により一株から最大約60個を実らせ、水耕栽培ならではのみずみずしさや糖度の高さが魅力。同農園では44株を栽培。このコロナ禍においても順調に実らせている。

 栽培、販売等を手掛ける(株)まちだシルク農園の松浦真さんは「スタートから5年経ち、メロンの改良はもちろん、食べ頃の見極めなどスタッフの成長も感じられます」と話す。メロンは町田ツーリストギャラリーなどの認定ショップや同農園HPで購入できる。

各地に「町田式」栽培槽

 メロンの成長を促す溶液の溶存酸素の管理、オゾンガスによる根の活性化、殺菌など栽培槽の改良も進んでいる。町田式の栽培槽は青森県つがる市の冬季栽培に取り入れられたり、栃木県那須塩原市では道の駅に水槽が置かれ、同駅の名物になるなど、町田ブランドが広がりを見せている。

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