地域活動に尽力する市内在住、在勤者の有志グループが無料の地域SNSアプリ「ピアッザ」を使って地域を活性化しようと画策している。同アプリは国内で人口流入の高いエリアを中心に現在37エリアで展開し、多くのエリアで自治体や企業などと連携して運用しているサービス。地域を限定していることが大きな特徴で、例えば身近なイベントや日常の暮らしに関する話題、不用品のやりとりといった情報を発信することができる。また災害に際して助け合い専用の連絡チャンネルがあり、地域住民同士で協力しながら情報を交換できる仕組みもある。
市民主導は初
コロナ禍で、必要な情報が行き届ていないと感じていた有志メンバーが、同アプリの存在を知り運営会社に交渉。500人の希望者がいれば開設を検討してもらえると、SNS等でアンケートを取り、一週間で651人の回答、そのうち540人からの希望の声を受け町田市エリア版を仮オープン。今後の開設に一歩近づけた。運営会社によると市民主導は初めてだという。
オンラインで報告
オンライン会議ツール「ZOOM」を使い、7月18日にここまでの経緯やアンケート結果などの報告会を行うと、リアルタイムや記録動画で報告会を見た参加者からは同アプリの利便性を高く評価する感想が届いた。
今までは市内で子育てサロンや子ども食堂などが開催されても、会場・日時などの情報を得られない人が周りに多かったと話す有志の一人。「地域のために活動している人たちの点在する情報が集約され、かつコミュニケーションが取れるプラットフォームは今までありませんでした。多くの人に活用してもらいたい」と意気込んでいる。
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