神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
町田版 公開:2021年1月28日 エリアトップへ

【Web限定記事】芝好園自治会 60周年記念事業 「私たちの道」22本の名前が決定

社会

公開:2021年1月28日

  • X
  • LINE
  • hatena
命名を知らせる芝好園だより
命名を知らせる芝好園だより


 芹ヶ谷公園(町田市原町田)の東側に位置する芝好園自治会(石垣敦男会長)の「私たちの道に名前をつけよう」プロジェクト。自治会創立60周年を記念し、2020年秋から実施されてきた同プロジェクトによりこのほど、22本の道の名前が決定。1月20日に発行した自治会報「芝好園だより」でお披露目された。

 企画当初はひだまり荘から芹ヶ谷公園、市立国際版画美術館の入口まで続くメインストリートのみ命名する予定だったが、企画を進めるうちに自治会内全ての道を網羅する壮大な企画となった。22本の名前の中には、芝好園南坂や同東坂など今まで呼ばれていた名前を踏襲するものから、防災井戸通り、防災倉庫通り、石碑通りなど沿道にあるものの名前から付けられたもの、ぽっかぽか通りやおひさま坂などイメージで付けられたものなど様ざま。「スカイツリー通り」と「スカイツリー細道」ができ、高台から東京スカイツリーを眺められることを誇りに思う住民が多くいることが分かるなど面白い発見もあったと、選出した石垣会長は振り返る。

 住民に命名投票券を配布し多数決で決定する予定だった。しかし住民の隣接する通りには少なからず愛着があり、他区画の人が思い付きで付けたような名称は嫌だという声が上がるなど、決定までには時間がかかったという。また、マムシやクモの巣など、マイナスなイメージの名称も選ぶことはしなかった。

 企画には同自治会の子ども会が協力。たくさんの児童らがポスター撮影や投票用紙の集計まで手伝った。「こらから一番長くこの道々を通っていくであろう芝好園の子どもたちが、自らの手によって付けられた道を通る度に自分たちの故郷を誇らしく思ってくれるでしょう」と石垣会長。地図で見ると漢字の「目」に見えることから、書き順になぞらえて「目の一画目通り」という応募があるなど、子どもの感性に感心したという。

 石垣会長は「今まで長く住んでいた住民でもなかなか通らなかった道を改めて見つけたり、新しく引っ越してきた住民にとって同自治会の全貌を知る機会になったりと意義のある企画となった」と話す。今後は道の名前を記したイラストマップの制作・配布をしたり、道の名前をタイトルにしたイベントを企画していくとしている。
 

芝好園南坂
芝好園南坂
桜階段
桜階段

町田版のローカルニュース最新6

スカイランニング日本一

市職員市毛富士雄さん

スカイランニング日本一

山岳地帯走るレース

12月26日

建築の観点から評価

多摩市・旧多摩聖蹟記念館

建築の観点から評価

日本のモダニズムの先駆け

12月26日

宴会場が「念願」の再開

相模大野小田急電鉄

宴会場が「念願」の再開

飲食提供2025年9月から

12月26日

酒ステーション賑わう

酒ステーション賑わう

JR八王子が地元を応援

12月26日

冬の風物詩「雪吊り」

冬の風物詩「雪吊り」

八王子の寺院で

12月26日

全国大会で金賞獲得

鶴川第二中

全国大会で金賞獲得

市長を表敬訪問

12月26日

年末年始もご遠慮なくお電話を

24時間365日専門スタッフがお迎えにあがります 0120-177-166

https://www.e-nagataya.com/

町田リス園

お子様から大人まで楽しめる動物ふれあいランド

https://www.machida-risuen.com/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 12月19日0:00更新

  • 11月21日0:00更新

  • 11月14日0:00更新

町田版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年12月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook