東京2020五輪聖火リレーの町田市出発セレモニー会場を飾る予定だったディスプレーが薬師池公園西園ウェルカムゲートに展示されている。パラリンピック終了の8月30日(月)まで。
ディスプレーは桜美林大学芸術文化学群(田中敬一教授)が市からの依頼を受けて空間デザインを行ったもの。学生らが市を駆け抜けるランナーにちなみ町田市の花・サルビアをモチーフに赤い炎を造形化(=上写真)。熱い想いのこもったバトンを渡していく様子をハート形のレイアウトで表現し、人々の心へ繋ぐことへの願いをメッセージに込めて制作したが、聖火リレーの公道走行が中止となり、発表の機会が失われていた。「市民の目に触れることなく終わらずに良かった。実現しなかった公道での聖火リレーや走者たちに想いを馳せて頂ければ」と田中教授。
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