長引く新型コロナウイルスの影響により困窮する人たちの力になりたいと、町田と音楽を愛するガールズコーラスグループ、まちだガールズ・クワイア(町ガ)が「支える手プロジェクト」をスタート。頑張る人を応援するために作った同タイトルの応援歌と新曲1曲を新たにCDとしてリリースし、その収益のすべてを生活困窮者支援団体へ届ける。
ミュージシャン兼プロデューサーとして活動する石田ショーキチ氏の曲「支える手」。FC町田ゼルビアが2012年に初めてJ2へ昇格したときにクラブを応援し続けたゼルビアを支える会(現ゼルビア後援会)のために作った曲で、現在は町ガの7人のメンバーに歌い継がれている。
「何よりも音楽にはつながりや広がりをもたらす力がある」と石田氏。寄付先にはコロナ禍で仕事を失い困窮する人が増える中、大人も子どもも広く支援している「生活困窮者支援りぼん」を選んだ。同団体はすべて寄付、助成金、ボランティアで活動している。
団体知るきっかけに
プロジェクトを担当するメンバーのもえかは目的や思いを伝えるため、実際に支援団体の代表者である田中のり子氏に直接会って話をした。「コロナの影響で生活が変わり、仕事を失うこと以外にも人と会えないことや世の中の状況に不安を感じていても簡単に助けを求められない方がたくさんいて、そういった方ひとりひとりに寄り添い支援しているということを知りました」。このプロジェクトを通してわずかでも力になれたら、そしてこういう支援活動をしている場があることをたくさんの方に知っていただくきっかけをつくることができたらと願う。
歌で伝える気持ち
「今この状況下で私たちにできること、すごく難しいですがやっぱり歌で気持ちを伝えたいですし、歌で力になりたい」と同じくプロジェクトを担当するメンバーのさきこ。この曲は今までもライブ中の大切な場面で「ありがとう」の気持ちを込めて歌ってきた。「今回レコーディングする際、この一枚がたくさんの方々に届くように今までよりも強い思いで臨みました。支えてくれてありがとう、そして私たちの手が少しでも支える力になりますように」
チャリティーCDは1000円(税別)。TSUTAYA西友町田店、町田木曽店などで扱っている。プロジェクト期間は12月まで。プロデューサーの石田氏、佐々木良氏によるチャリティーライブ等の売り上げも加えて、月ごとに売上げを集計して寄付する予定だ。
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