町田市葬祭事業の継続を求める請願を提出した梅澤規子さん(86・鶴川在住)が12月3日、市議会事務局へ訪れ、集まった賛同者311人分の署名を手渡した。梅澤さんが署名を渡すのは今回で2回目。前回の111人分と合わせて422人分となった。現在も郵送などで集まっており、全部で500人ほどになる見込みだという。
梅澤さんは「自分以外にも直送を望む人が多いことが分かった。華やかな葬儀でなく、家族葬・近親葬にこそふさわしい事業だと思う。まだ署名を寄せてくれる方がいるので、集まったらまた提出に来たい」と話す。
町田市葬祭事業は、経済的に苦しくても厳かに故人を見送れるよう、祭壇等の貸出や葬祭用品の販売を安価に行ってきた。市によると、近年は小規模な葬儀が多く、利用実績は年々減少傾向。また安価で多様なサービスを提供する民間事業者が増え、「役目を終えた」と廃止案を前回の市議会定例会に挙げたところ、継続審査となった。
同事業の継続・廃止については今後、12月13日に開催される健康福祉常任委員会で再び審査される見込み。梅澤さんは「当日はぜひ傍聴したい」としている。
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