桜美林大学芸術文化学群ビジュアル・アーツ専修(田中敬一教授)の学生らが企画・制作した海洋プラステチックごみ削減デザインメッセージの展示が5月29日(日)、多摩境駅改札前ロータリー下ピロティで行われる。午前10時〜午後2時。
同専修が町田市に協力したもので、世界的に問題視される海洋プラスチックごみの削減キャンペーンを、町田市を含む内陸市と海岸沿岸市が手を組み、8市連携で実施することをシンボライズした取り組み。企画にあたり、学生らはプラごみ回収作業の取材を海や川に出向いて行い、各現場の状況を把握することから開始。回収したごみの現物をデザイン化し、会場で展示、設明することで今まで情報だけでは伝えきれなかった新たな実体験によるメッセージを発信し、人々の関心を高める狙い。世界自然保護基金(WWF)によると世界中の人々は、毎週、クレジットカード1枚分に相当する5gのマイクロプラスチック粒子を摂取している可能性があるとされている。「マイクロ化したプラごみが、食物連鎖を経由して私たちが摂取しているという衝撃を、自分の専門分野で可視化し、翻訳することでより多くの人に伝えることが急務と考えました」と田中教授は話す。
これは市主催の「CLEAN UP多摩境駅周辺美化キャンペーン〜まちのキレイが海のキレイに つなげよう未来への∞ループ」の一環で、当日午前10時〜11時30分には同駅周辺の散乱ごみ一斉清掃活動も行う。
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