町田市や市内の訪問看護事業者、高齢者支援センター、社協、NPOなど医療・介護・福祉業界のメンバーからなる「町田みんなのお出かけモビリティネット(まちモビ)」が、市内のバス停情報を集約・発信する特設サイトを開設、6月からスタートさせる。
これは、市の乗り物と介助者の情報を収集し利用者に役立つ形で発信することで、誰もが自由に移動でき、「人⇔地域」の活動が活発になるような社会を目指すまちモビの活動の一環。
高齢者や障害者など、移動や外出に不自由がある人の足として利用したい乗り物に公共のバスが挙げられる。しかしバス停の場所やイスの有無などの環境、行き先、既存サイトの時刻表の見方など、バス停情報には「分からない」ことが多い。そこで実証実験として、市内約2000カ所のバス停の情報収集に取り掛かる。特設サイトの投稿フォームでバス停の外観や時刻表を撮影し、投稿することで、利用しやすいバス停情報を共有できるというもの。投稿したバス停には投稿者の名前を掲載。個人やチームで投稿数を競い合うなど、楽しみながら参加してもらう狙いも持たせた。
実験協力者募集説明会を実施
実験の協力は、町田・相模原の大学生らにも要請。運営メンバーの一人、ケアプロ(株)の山崎康平さんは「医療介護福祉領域の情報に触れられたり、データ分析やシステム開発に携われて、学生時代に力を入れたこと(=「ガクチカ」)としての活用ができます。また、スマホを活用することから、高齢者のICTの普及啓発にも繋がれば」と期待する。
学生らボランティア希望者に向けた説明会を6月3日(金)に開く。午後6時30分から1時間、ビデオ会議システム「ZOOM」で開催。エントリーは左記の二次元コードから。問い合わせは山崎さん【携帯電話】080・4570・7128へ。
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