高齢化が進む地域住民の足として、また新たな観光モビリティの展開に一役――。
町田新産業創造センターに入居する(株)モビリティワークス(西利也代表取締役)がこのほど、日本初の公道走行可能な後方向き後部座席搭載電動カートを開発した。車両走行デモンストレーションが5月26日、町田市庁舎南側通路で行われ、多くの人が乗り心地を確かめた=写真。
グリーンスローモビリティ対応の電動カートは脱炭素社会に向け新たな交通・移動手段として期待されている。グリーンスローモビリティとは時速20Km未満で公道を走ることができる電動車を活用した小さな移動サービスや、その車両を含めた総称のこと。市内事業者のチャレンジの後押しを目的とした「町田市新商品・新サービス開発事業補助金」を活用したもので、後部座席を後ろ向きにしたことで、風を感じながら景色を見ることが出来るなどのアクティビティ要素を兼ね備えた車両になった。
同社の従来モデルは鶴川団地活性化プロジェクト(まちだ○ごと大作戦)での買い物・外出支援に2年半、活用された。
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