垂れ幕のお披露目に集まった河本力プロの優勝を祝う人たちと同クラブの鈴木支配人(後列左から２人目)､河本結後援会の細野会長(同３人目)
南町田の町田モダンゴルフクラブを練習拠点としていた河本結（ゆい）プロの弟で、新人プロゴルファーの河本力（りき）選手(22)が８月末、ＳａｎｓａｎＫＢＣオーガスタゴルフトーナメント２０２２でツアー初優勝を飾った。
同クラブではその栄冠を祝う垂れ幕を設置。先日、河本プロの支援者らに披露した。
３年前には当時大学生だった結プロがツアー初優勝。練習拠点だった町田で応援しようと地元の支持者らが集まり、同クラブを事務局にして「河本結プロ町田後援会」を発足した。同後援会の細野泰司会長は「力くんは結ちゃんに付いてきて、一生懸命練習していた。きょうだいで結果を出して素晴らしい。女子に比べるとおとなしい男子ゴルフを盛り上げてほしい。姉のように場数を踏んで、スピーチももっとうまくならなくちゃ」と笑顔で祝福した。
河本プロは優勝した翌週、同クラブに報告に駆け付けたという。鈴木幸次支配人は「学生時代から体も大きく（身長１８３cm）、練習熱心で本当によく（ボールを）飛ばしていた。通ってくれたことを誇りに思う」と感慨深げに話す。同後援会では、今シーズン終了後に河本プロの祝勝会を開く予定だという。
３年前､姉の後援会発足式に駆け付けた河本力プロ(左端)
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