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公開日:2022.10.27
町田リトルリーグ
「矢澤先輩」のドラ1に沸く
プロ野球 日ハムから指名
プロ野球ドラフト会議が10月20日に都内で開かれ、市立山崎小・忠生中出身で町田リトルリーグに所属していた矢澤宏太選手(22・日本体育大学4年)が北海道日本ハムファイターズから1位の指名を受けた。町田リトルの後輩らは市内にパブリックビューイング会場を設置。矢澤選手が1位で指名された瞬間、会場には拍手や歓声が沸き起こっていた。
ドラフト会議当日の日体大健志台キャンパス(横浜市)の学生ホールには、野球部員、矢澤選手の家族、報道陣ら200人以上が詰めかけ、歓喜の瞬間を待った。
俊足強打の外野手と、最速152Kmを誇る投手の「二刀流」として、注目を集めた矢澤選手。今年は、ドラフトの前に日本ハムが1位指名を公言。第1巡で公言通りに名前が読み上げられると、矢澤選手の緊張した面持ちがようやく緩んだ。
1番近くで支えたという母・香さん(46)には、指名後初めてのサインボールに「ありがとう」と記して手渡した。プロ入り後も「二刀流」での活躍を誓った矢澤選手。家族への感謝の想いを胸に、新たな舞台で躍動する日を心待ちにする。
後輩たちも歓喜
忠生市民センターには矢澤選手が5歳から中1まで所属した町田リトルリーグの現役選手約40人やスタッフ、保護者らが集まり、特設モニターを見ながらドラフト会議の行方を見守った。
日ハムによる指名権が確定すると、参加者らは歓声を上げ、クラッカーを鳴らして祝福した。矢澤選手の5、6年生時代を指導した奥田博さん(59)は「幼少期から野球選手というよりアスリート。足が速く、何をやらせても一番で負けずぎらいだった。一度だけ見た彼の涙は、自分のパフォーマンスがうまくいかなかった時でしたね」と振りかえる。6年、中1の代で監督を務めた富山英雄さん(49)は「当時、体が小さくても自分を信じて最後までやり続けなさいという意味で伝えた『勘違いの才能を持て』という言葉を、今でも心に留めて、座右の銘としてくれているようで嬉しい」と喜び、「日ハムは二刀流を理解してくれる球団。外野からワンポイントで抑えに回るなど、前例のないことにも挑戦させてほしい。矢澤はそれに応える活躍をしてくれる」と話した。
矢澤選手は2019年に行われた同チーム50周年記念式典に訪問するなどして、今の選手らと交流している。主将を務める高根大誠さん(町田五小6年)は「身近な人がプロになってすごい。自分もプロを目指して頑張りたい」と話した。
なお今回のドラフトでは、矢澤選手が中学で進んだ町田シニアの4期後輩で、酒田南高に進んだ田村朋輝投手(18)が読売ジャイアンツから育成2位の指名を受けた。
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