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町田 ピックアップ(PR)

公開日:2023.03.16

子宮頸がん”9価HPVワクチン” 接種スタート
「当たり前を享受するために」

 2023年4月から、子宮頸がんなどを防ぐ「9価HPVワクチン」の無料(公費)接種が開始される。小学6年から高校1年の女子が対象。「薬師台おはなぽっぽクリニック」婦人科の天津慎子医師は「妊娠・出産が女性の全てではないけど、赤ちゃんを産むという当たり前の可能性を享受するためにも、ワクチンを受けてほしい」と呼び掛ける。

 子宮頸がんは20〜30代の女性に最も多いがんで、発症年齢と出産年齢のピークが重なる。天津医師は「妊娠して初めて検診を受け自分が癌だと知るケースや、進行してしまい胎児ごと子宮を摘出しなければならないケースなどを見てきました」と振り返る。

 子宮頸がんワクチンは、13年に公費接種になったが、体の痛みなどを訴える人が相次ぎ、積極的な接種の呼びかけが中止されていた。有効性と安全性が証明され昨年4月から再開。現在は公費対象を拡大中。天津医師の下には「友達が打ったから」と、訪れる学生が増えているという。

 「性交渉後でも接種可能。家庭で話しづらい場合は、概要説明を私が行います」と天津医師。

医療法人社団 泰大会 薬師台おはなぽっぽクリニック

東京都町田市薬師台1-25-12

TEL:042-737-7373

https://taidaikai.com/yopc/

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