町田 社会
公開日:2023.03.30
小山上沼公園
スポーツ施設として4月に稼働
調整池を整備し有効活用
小山ヶ丘の多摩境通りそばにある小山上沼公園が4月から、照明やグラウンドを併設するスポーツ施設に生まれ変わる。
市は5年ほど前から、スポーツ環境の充実を目標に、市民が身近な場所でスポーツに親しむことができるよう既存のスポーツ広場や調整池、学校予定地などのスポーツ施設への整備を進めている。
雨水を一時的に貯留する調整池が総面積の大半を占めていた同公園では、湧き水で湿るため、広場としての活用が難しかったという。「市民の皆さんが有効活用できるよう整備しました。積極的に利用してもらえたら」と市公園緑地課の新 聡課長。
グラウンドの稼働は4月21日(金)から。平日の昼間は無料開放。平日夜間(午後5時〜9時)と土・日・祝日(午前9時〜午後9時)はナイター照明を含み有料で貸し出される。30m×80mのコート面積を有する多目的グラウンドでは野球の練習やフットサル、グランドゴルフやゲートボールなどの利用が見込まれる。4辺のうち1辺にはバスケットゴールやダスト舗装の壁が設置され、バスケットボールの「3on3」やテニスの壁打ちもできる。スペースの関係で大会などでの利用は不可。市スポーツ振興課の高梨光之課長は「誰もが予約できて公平に活用できるグラウンド。ベンチやトイレも整備され、公園としての機能も有するのでスポーツをしない人も活用できます」と話す。
市内では成瀬鞍掛スポーツ広場や芹ヶ谷公園、鶴間公園グラウンドなどが同様に整備され、スポーツ施設として稼働している。
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