町田市医療と介護の連携支援センターが6月9日、「デジリハ体験会」をKISOコミュニティベース(木曽西4丁目12の22)で開催した。
「デジリハ」とは、デジタルアートとセンサーを組み合わせたゲームのようなもので(株)デジリハが提供するサービス。作業療法士などのリハビリ専門職が開発監修に入り、リハビリに有効な動きに繋がるようゲーム内容が作られている。元々は障害がある子どものために開発されたが、近年は高齢者施設でも利用があり、町田市内では初の導入となった。
体験会は同所の交流スペースを会場にプロジェクタとセンサーを設置。参加者はモグラたたきのようなルールの「忍者でドロン」や読経中のお坊さんにバレないように悪戯する「いたずらBOSE」などに挑戦した。
体験した西知子さん(88)は「お坊さんにいたずらして振り向かせるゲームが面白かった。手を伸ばしたりがいつもより速く動けた気がします」と話した。
同所で看護師を務める豊嶋清美さんは「リハビリはもちろん、交流に役立つツールにもなると考えている。今後は体験者にアンケートを実施し、活用方法を検討したい」としている。
体験会はあす23日(金)、30日(金)にも行われる。午前10時から正午までと午後2時から4時までの1日2回開催。希望者は誰でも参加できる。
問い合わせは同センター【電話】042・794・6527。
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