町田 社会
公開日：2023.06.29
広域連携の可能性探る
３市の首長が懇談会
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意見を交わす（左から）本村市長、石森市長、石阪市長
町田市と八王子、相模原両市が持続可能な都市として成長するため、圏域の未来像を議論する首長懇談会が先ごろ、相模原で初開催された。
３市は昨年度、国の委託事業である「多様な広域連携促進事業」を進め、これまで３市圏域の未来予測と広域的に解決すべき課題の整理や、公共施設の共同管理・再編などについて職員が議論、検討を深めてきた。
この日はそれまでの成果をもとに議論が交わされ、公共施設については、石阪丈一・町田市長が「町田ではパラスポーツが優先利用できる体育館の設置を進めている。３市で相互利用できると思う」と発言。
本村賢太郎・相模原市長は「政令市では相模原だけ動物愛護センターがない。３市で使えるようになると距離的にも良いのではないか」と提案し、石森孝志・八王子市長は「八王子は公共施設の床面積の60％が教育施設。学校の統廃合、再編は待ったなしの中で、課題を地域で主体的に解決しようという取り組みが進んでいる」と事例を紹介した。
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