神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
町田版 公開:2023年12月7日 エリアトップへ

町田市 デジタル化の取組、大賞 市民らの手間削減で評価

社会

公開:2023年12月7日

  • X
  • LINE
  • hatena
教材費に関する取組の仕組み(町田市の資料より引用)
教材費に関する取組の仕組み(町田市の資料より引用)

 町田市のデジタル化(DX)の取り組みが先月、東京都から表彰を受けた。各自治体の優れた取り組みを評価する「Tokyo区市町村DXアワード」で、今回受賞したのは行政サービス部門の大賞。評価を受けたのは昨年に続いて2年連続となった。市のデジタル戦略室担当者は「今後も最新のトレンド技術を導入しつつ、デジタル化を進め、市民の利便性・業務の生産性を高めていきたい」としている。

 町田市が評価を受けた取り組みは、学校の教材費などの納付の際に生じる「手間」の削減に着目したもの。これまでは教材費の納付について、保護者が学校指定の方法で納め、教員が対応していたところを市が集金、管理するように制度を変更し、新たに管理システムを導入。この取り組みにより、保護者は手続きをオンライン申請できるようになり、教員は集金などを行う負担が無くなった。

 市担当者によると、現在までに市内の全公立学校のうちの約8割の保護者がオンライン申請を利用したといい、「教員、保護者双方の手間を減らすことが可能になった。市民の利便性向上につながり何より」と笑顔をみせる。

全国で初

 この取り組みは先月、都内の各自治体の優れたデジタル化の取り組みを表彰する「Tokyo区市町村DXアワード」に応募のあった22団体の34に及ぶ取り組みのなかから「行政サービス部門」大賞に選ばれた。

 評価を受けるのは昨年に続いて2年連続で、市担当者は「今回の取り組みは全国で初めてのもの。子育て世代が市役所に足を運ばなくても、空き時間に手続きできる手軽さや、新しさが今回、評価されたのではないか」と話している。

今後は

 今後のデジタル化の取り組みについては、「行政サービスを積極的にオンライン化し、より使いやすいものにして、市民の利便性向上を図っていきたい。また、申請後のプロセスをデジタル化などによって見直すことで、市の業務の生産性をより高めていきたいと考えている」とコメント。

 そして、「最新のトレンド技術に臆せず取り組み、より良いものを目指していけたらと思う」とも話している。

町田版のトップニュース最新6

地域とつながり40年

法大多摩キャンパス

地域とつながり40年

活気生み、街の資源に

11月21日

昇格かけ、12月に入替戦

ゼルビア女子チーム

昇格かけ、12月に入替戦

関東リーグ1部目指す

11月21日

闇バイト強盗 警戒促す

闇バイト強盗 警戒促す

町田署「自宅に入れないで」

11月14日

突然の湧水、気泡に戸惑い

突然の湧水、気泡に戸惑い

小野路町 「リニア影響」の声

11月14日

小学校再編に向け「第一弾」

小学校再編に向け「第一弾」

成瀬で統合校の校章発表

11月7日

山崎を「文化教育地域」に

山崎を「文化教育地域」に

16・17日 幼小中高で合同祭

11月7日

あっとほーむデスク

  • 11月21日0:00更新

  • 11月14日0:00更新

  • 11月7日0:00更新

町田版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook