町田市を拠点とするFC町田ゼルビアが24日(土)、ガンバ大阪とのJ1リーグ開幕戦に挑む=中面に関連特集。昨シーズン、J2を制覇し昇格しての初のJ1。元日本代表選手などの新戦力を加えたチームに対して、市内では期待の声が高まっている。
ゼルビアは昨シーズン、前年に15位に沈んだチームに高校サッカー強豪校を率いていた黒田剛氏を新監督に迎え、19人の新入団選手を補強。一新したチームは2位に10点以上の勝ち点差をつけ、念願を達成した。
今シーズンのゼルビアはJ2制覇の立役者となったエースのブラジル人ストライカー、エリキ・ナシメント・デ・リマ、安定したプレーでチームを引っ張ったミッチェル・デューク両選手(共にFW)らが残り、若手の有望株であるFWの2選手(平河悠、藤尾翔太両選手)が背番号を「主力ナンバー」に変更してチームを引っ張る。
一方で初のJ1に向け、10選手を超える新戦力を加えた。なかでも注目を集めるのが、J1の鹿島アントラーズから加わったDFの元日本代表の昌子源選手。海外チームにも所属した経験は初めてトップリーグで戦うゼルビアでもプラスに働きそうだ。
そして、ポジション争いが激しいのが守護神の座。昨シーズン活躍したポープ・ウィリアム選手が移籍し、レギュラーは未定。新たに加入したJ1の経験が豊富な谷晃生選手、山口瑠伊選手の2人のキーパーを中心に定位置争いがみられる。
その他、J1や海外からの新戦力が加入し、期間限定で移籍していた本町田FCに所属しゼルビアのユースチーム出身の樋口堅選手(MF)が沖縄県のチームから復帰。「チームのレベルがあがっている。相乗効果で自分の力が高まっているのを感じる」と樋口選手は話す。
地域から期待の声
初のJ1での戦いに向け、地域から期待の声が高まっている。1月に行われた町田商工会議所の賀詞交歓会では、登壇した黒田監督の「5位を目指す。あわよくば優勝も」の宣言には会場からその日一番の拍手が送られ、挨拶に立った澤井宏行会頭はゼルビアに対し、「地域を盛り上げてほしい」と期待をよせた。
また、先日は黒田監督らが町田市役所を訪問。石阪丈一・町田市長から「高い目標を掲げられるチームに」と激励を受けた。知人から紹介され応援を始めた市内在住の足立一郎さんは「サッカーは詳しくないが、地元のゼルビアは応援している」と話している。
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