木曽団地南から町田市民病院東の交差点までをつなぐ新道が3月23日(土)に開通する。新しい道につながる町田街道(東京都道47号八王子町田線)の混雑緩和や災害拠点病院である町田市民病院へのアクセス向上などが期待され、「交通事故抑制にもつながる」などの声もあがっている。
新設されるのは東京都が整備を進める「町田年計画道路3・3・36号相原鶴間線」の一部区間。長さは約800メートルで道幅は約25メートル。途中には橋(旭町大橋/132メートル)が整備され、木曽団地方面から、町田駅周辺へ向かう際の時間短縮や町田街道の混雑緩和、市民病院へのアクセス向上などが期待されている。
3・3・36号相原鶴間線は1961年10月に決定された都市計画道路で相原町を起点とし、南町田までの約18・1キロメートルをつなぐ計画となっている。
沿道にある施設の担当者は「開通によって、周辺にある住宅街の細かい道を通る車が減り交通事故抑制にもつながると考えられる。一方で騒音が問題にならないか心配な面もある」と話している。
モノレール開通に弾み
一方、この新道は多摩、東大和両市を結ぶ多摩都市モノレールの選定された町田延伸ルートの一部区間と重なることから、関係者らからは開通を喜ぶ声があがる。モノレールの早期開通を呼びかける町田商工会議所の都市整備・まちづくり委員会で委員長を務める江成勝敏さんは「開通に向け弾みがつく。この道路もモノレールを含めた未来の街づくりの一環と考えられる」と笑顔を浮かべる。
16日 記念イベント
16日(土)には開通を記念した地元住民対象のウォーキングイベントの開催を予定しているという。主催は町田商工会議所などで構成される実行委員会で、該当区間(約1700メートル)を歩いて往復する催し。時間は午前10時30分から。参加自由で、集合場所は木曽団地南交差点。モノレール開通に関するアンケートに答えると先着千人限定でオリジナルクリアファイルがもらえるという。
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